7月10日にちょっと珍しいコンサートに出かけてきたお話をしようと思います。
私は昔から色んな事に興味があり、何でも本物に触れてみたいという思いから、松任駅のふるさと館で行われた笛奏者の雲龍さんの笛とヴァイオリン奏者の大谷さんのコラボコンサートを聴きに行きました。
雲龍さんは古代の響きを笛に託し、楽譜は使わずとも笛に息を吹き込むと自然に曲が自分の中に舞い込んでくると話されていました。
雲龍さんは奈良の薬師寺や米国のネイティブインディアンの聖地、インドの釈尊誕生の聖地を巡り奉納演奏を行ったり、その他色々な神社や神宮で献笛を行ってきたそうです。
ヴァイオリン奏者の大谷さんとの出逢いも音が響きあうように、奏者としての繋がりがこのコンサートの試みだったそうです。
笛とヴァイオリンの音色は何とも言えない心の安らぎをもたらしてくれ、とても貴重な体験になりました。
伝える事は難しく思えるのですが、自分が素になって心をニュートラルにすることで自然に良いものが入り込んでくるのかもしれませんね。
ラ・リベルテ 見山 由美子